現在販売されているセブンイレブンのチルド弁当も、残すところあと2つ。前回のたまごとろとろ特製親子丼は好みの味と違いましたが、ほかの3つはコンビニ弁当とは思えない満足度でした。今回は、「旨辛四川風麻婆丼」です。
四川料理は、花椒や唐辛子など麻辣味の香辛料を効かせた中華料理ですよね。「麻」はしびれるような辛さで、「辣」は日本語の辛いに通じる唐辛子の辛さです。花椒は日本の山椒と似ていますが、風味や辛さが異なるので代用はできないのだとか。山椒は食べたときに電流が流れるので舌が敏感になり、おいしさを感じやすくなると言われていますが、花椒も同じ効果があるのでしょうか。どちらもやみつきになります。「旨辛四川風麻婆丼」も「四川風」とつくからには、とても辛い麻婆丼を期待して食べてみます。
「旨辛四川風麻婆丼」の価格は398円、エネルギーは611kcalです。お弁当50円引きのセール中に買ってきたので348円でした。
商品紹介には、
ラー油と花椒(ファージャオ)と呼ばれる中国山椒の風味を利かせた、四川風麻婆丼です。大豆の風味豊かな豆腐に、熟成させた豆板醤を使い、麻婆特有の風味と奥深い味わいに仕上げました。
と書かれています。
温めてみると、なかなか期待を持たせる見た目になりました。
ご飯にかけてみました。でも、あんまり辛い感じが漂ってきません・・・辛すぎる料理は、何となく漂ってきますよね。辛い感じが。
豆腐は冷凍した豆腐みたいになっているのもありますが、しっかりしているものは豆腐の味がちゃんとするので驚きました。ただ味の方はちょっと期待外れ、食べてみても辛さは普通レベルでした。「旨辛」ということなんですが、どちらかというと甘みを感じます。うーん、四川風とついているので、もう少し花椒と唐辛子を入れて辛くしてもよかったんじゃないでしょうか。