KB2830477と Windows 8.1へのリモートデスクトップ接続

Microsoft、“RDP 8.1”をWindows 7向けに提供。Windows 8.1環境がリモート操作可能にという記事が出ていたが、少し気になる点があったので引用する。

RDPには下位互換性があり、古いバージョンへの接続はそのままでも行えるが、新しいバージョンへの接続は“RDP”のアップデートが必要となる。

記事の通りだとすると、旧バージョンの Windows はリモートデスクトップのクライアントをアップデートしないと Windows 8.1に接続できないことになる。

RDP は Remote Desktop Protocol の略で、リモートデスクトップで通信を行う際のプロトコルだ。RDP の最初のバージョンは4.0で、最新バージョンは Windows 8.1に搭載された8.1だ。従来から新しいバージョンの RDP を搭載したサーバーに、古いバージョンのクライアントから接続できた。たとえば、RDP Version 7.1を搭載した Windows 7 SP1に、Windows XP SP3でリモートデスクトップを使ってログインしたことはないだろうか。クライアントのバージョンが低い場合、サーバー側に搭載された新しい機能は利用できない。しかし、接続はできるはずだ。

Windows 7 の RDP クライアント用の更新プログラムは、Windows Update で提供されているようなので(※)、Windows Update を行わずに Windows 8.1に接続した。クライアントの RDP のバージョンは8.0だが、あっさりと接続できた。
※原稿執筆時点、KB2830477の更新プログラムはスマートカードの問題が発生しているため提供を停止しているとのこと。KB2830477で検索すると、接続できなくなったという報告も出ているようだ。

マクロソフト社のKB2830477を参照すると、以下のように記述されていた(日本語版は機械翻訳なので、英語版の KB を参照した)。

This article describes the Remote Desktop Connection (RDC) 8.1 client update that enables you to use the new Remote Desktop Services features. These features were introduced in Windows 8.1 and Windows Server 2012 R2, and are now available for computers that are running Windows 7 Service Pack 1 (SP1).

接続できるようになるとは書いておらず、「enables you to use the new Remote Desktop Services features」、つまり新しい機能が有効になると記述されている。

結論は、KB2830477の更新プログラムを適用しなくても、旧バージョンの Windows から Windows 8.1にリモートデスクトップ接続できるということでいいだろう。


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