マクドナルドの「ダイナー ダブルビーフ」を食べてみた

マクドナルドが、1950年代~1980年代の古き良き時代のアメリカをコンセプトにした「アメリカンヴィンテージ」キャンペーンを始めました。キャンペーン第一弾は、2014年1月7日から1月下旬頃までの期間限定で、1950年代をイメージした「アメリカンダイナー」だそうです。早速「ダイナー ダブルビーフ」を食べてみました。

マクドナルドの店頭には、どーんと広告が出ています。キャンペーンサイトでも同じものが見られます。
アメリカンヴィンテージ

マクドナルドは期間限定バーガーを大量に打ち出してきていますが、今回は珍しく「新製品」と呼べるハンバーガーじゃないでしょうか。期間限定バーガーが多いのは、昨年の売上高減少、業績不振と関係しているのだと思いますが、ほとんどが既存のハンバーガーの焼き直しで目新しさに欠けていました。
業績不振の理由は顧客離れのようですが、ネットユーザーの声を調べてみると「高価格路線への転換失敗」や「メニュー廃止などの混乱」などをマクドナルドに行かなくなった理由としてあげていました。高価格路線への転換失敗は、要するにマクドナルドは「味」よりも「安さ」が魅力だったという話ですね。マクドナルドは「まずい」ので、モスバーガーと同じ値段ならば、モスバーガーを食べるでしょという声もありました。味の好みは人それぞれなので何とも言えませんが、昔の方がおいしかった印象はあります。メニュー廃止などの混乱は、業績回復を狙って行った各種施策が裏目に出ているという指摘でした。顧客目線で施策を立てる必要があるのに、効率を最優先するような施策では、競争相手の多い市場では勝てないということでしょう。また、店舗がうるさいという声や、逆に長時間テーブルを占拠している人がいて入れないことが多いという声もありました。

前置きが長くなりました。「ダイナー ダブルビーフ」はメニュー情報によると、

粗挽きのブラックペッパーとローストガーリックにリンゴ果汁とレーズンで甘味を加え、ワインで香りつけしたシカゴスタイルのステーキソースにマッシュポテトをソースにして合わせたアメリカンダイナーのプレートメニューをイメージしたハンバーガーです。2種類のソースではさんだ2枚の100%ビーフパティをほおばると、本場のステーキプレートを楽しんでいるようなイメージがうかんできます。クラシカルなバンズを再現するために全粒粉を配合し、手作り感が出るようにこだわりました。

とのこと。価格は単品で370円~410円、エネルギーは610kcalです。2枚のビーフパティといえばマックダブルですが、エネルギーは434kcalなのでソースのカロリーが相当高いんでしょうね。自分は、390円で買ってきました。

「ダイナーダブルビーフ」はかわいらしい箱に入っています。自分の世代的に1950年代をイメージできないのですが、アメリカの古き良き時代というイメージは何となく伝わってきます。
ダイナー ダブルビーフ(1)

ハンバーガーの高さがボリュームを感じさせます。手作り感が出るようにこだわったパンは、なかなかおいしそうです。
ダイナー ダブルビーフ(2)

半分に切ってみると、マクドナルド特有の目玉焼きが目立っています。ビーフパティが2枚入っているはずですが、押しつぶされてよくわからない状態になっています。メニュー情報よりも背が低いのは、ビーフパティとチーズがつぶれているせいですね。
ダイナー ダブルビーフ(3)

うん、たしかに相当のボリュームです。粗挽きのブラックペッパーは「本場のステーキプレートを楽しんでいるようなイメージ」を思い浮かべられるのですが、商品情報のほとんどの説明を埋め尽くしていたソースは結構甘いです。1950年代のアメリカでは、甘いソースが一般的だったのでしょうか。箱を開けたときは、期待が持てるかなぁと思っていたのですが、甘みが強すぎて全体のバランスが今ひとつでした。


2 thoughts on “マクドナルドの「ダイナー ダブルビーフ」を食べてみた

  1. ピンバック: マクドナルドの「ホット&グルービー チキン」を食べてみた | UB Lab.

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