電子レンジとトースター機能

長い間、最新機種の電子レンジにトースター機能がついていないことに疑問を持っていた。昔使っていた電子レンジは、「電子レンジ」、「オーブン」、「トースター」機能がついており、非常に便利だった。パンをすぐに温められるし、料理でも、グラタンを作る場合、電子レンジ + トースターなら、5分もあればできる。

もちろん電子レンジのカタログには、トーストも可能と書かれているが、機能としては「電子レンジ」、「オーブン」、「グリル」しかないものが多いのだ。オーブン機能やグリル機能でトースターのように調理することはできるが、時間がかかるし仕上がりも違う(もっとも、料理上手なわけではないので、本当はそこまで気にする必要はないのだが)。みんなトースター機能はいらないのか・・・と思っていたが、ある記事をみつけて疑問が氷解した。

記事は、Excite Bit のオーブンレンジで「トースト」を焼きにくい理由だ。電子レンジにトースター機能がついていない理由を、シャープの方に解説してもらった部分を引用する。

「オーブンレンジにはトースター機能がついているもの、ついていないものがあり、それは庫内容量によって分かれています」
どのように分かれているかというと、シャープの場合、自動トースト機能があるものは「庫内容量が20L以下」「上下ヒータータイプ」「丸皿使用のオーブン仕様」なのだとか。

なぜかというと・・・

「上と下にヒーターがついているモノですと、庫内が広すぎると、食パンとヒーターとの距離が離れていることで、火力が弱まってしまい、ヒーターの熱がパンまで届かないんです。手動でパンを裏返すと時間がかかりますし、こんがり焼けるまで待つと、それも時間がかかり、パンの水分が抜けてスカスカしちゃうんですよ」

なるほど、理解しました。トースト機能が欲しければ、場所はとるけどトースターを用意するか、ガスレンジのグリルでトーストするのが正しいわけですね。


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