土用丑の日が近づいてくると、牛丼チェーン店からうなぎを使ったメニューが出てきます。うなぎが高くなってからは、牛丼チェーン店の鰻重や鰻丼も高くて尻込みしていたのですが、今年は吉野屋の「鰻重 三枚盛」にまんまとつられてしまいました。
吉野屋で「鰻重 三枚盛、持ち帰りで」と注文すると、厨房が少しざわめきました。「・・・鰻重 三枚盛?」「なに・・・?」と、聞いたこともない商品を注文してしまったような雰囲気。それもそのはず、価格がなんと1,650円!! 牛丼並盛り約4.3杯分の価格です。たしかに、吉野屋で1,650円の買い物はなかなかしません。
吉野屋の鰻重のページによると、「吉野家の鰻重には、白子(シラス)のころから中国大陸の南部にある池で一貫して育てたうなぎを使っています」とのこと。今年はうなぎの値段が下がってきて、中国産のうなぎであれば一尾~1,200円ぐらいで買えるようです。「鰻重 三枚盛」はうなぎが3枚のっているので約一尾分、鰻重を作ってもらっていることを考えたら、お買い得な気がしてきました♪
持ち帰りの場合、鰻重というよりも鰻丼を想像させる容器になっています。持ち帰りでも、山椒はもらえます。
吉野屋の鰻重、コストパフォーマンスはよいです。ただ、たれのとろみが少し気になります。うなぎ自体はおいしく焼けているのですが、たれのとろみに負けてしまって、本来のおいしさを出せていないような感じです。少し冷めると、たれのとろみが弱くなるのか、うなぎ本来の味が楽しめるようになりました。熱々が好きな人には、おすすめできませんが。
さて、「鰻重 三枚盛」なので当然うなぎが三枚のっています。三枚のっているほうがおいしいの??と聞かれたのですが、うなぎ好きでも二枚ぐらいがちょうど良さそうです。「うなぎ」と「ご飯」のコラボレーションが大事なのに、三枚目はほとんどご飯残っていませんから。
価格もちょっと損している感じです。吉野屋の鰻重のページを見ると、一枚盛りと二枚盛りの値段の差は400円、二枚盛りと三枚盛りの値段の差は500円あります。なんで??
商品 | 金額(税込) | カロリー |
---|---|---|
鰻重 一枚盛 | 750円 | 694kcal |
鰻重 二枚盛 | 1,150円 | 905kcal |
鰻重 三枚盛 | 1,650円 | 1,231kcal |
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