Internet Explorer 10 が不安定

Internet Explorer 10をインストールしてから、非常に不安定になったマシンがある。一番よく固まるのは、MSN Japanだったりする。まさか、自社の製品をクラッシュさせるスクリプトを入れているわけではないと思うが。

Internet Explorer 9の時は何ともなかったので調べてみると、Internet Explorer 10は、GPU レンダリング(※)が強化されているようだ。GPU レンダリングは Internet Explorer 9からサポートしていたので油断してた。

※描画を行う際に、CPU をではなく GPU を利用する。GPU(Graphics Processing Unit)はグラフィック描画に特化したユニットで、利用することでグラフィック処理を高速にできる。

とりあえず GPU レンダリングを無効にしてみる。コントロールパネルの「ネットワークとインターネット」で、「インターネットのプロパティ」を選択して起動、[詳細設定]タブで、「GPU レンダリングではなく、ソフトウェア レンダリングを使用する」のチェックボックスをオンにする。
GPU レンダリングを無効化する方法を、より詳しく知りたい方は、マイクロソフトのサポート情報がわかりやすい。

インターネットのプロパティ(IE10)

MSN を開いてみると、全く固まらない。どうやら、GPU レンダリングが原因のようだが、せっかく用意された機能を使えないのはおもしろくない(というほど、高機能な GPU をのっけたマシンじゃないのですが・・・)。ディスプレイアダプターのドライバーの日付を見ると、一昨年になっている。かなり古いじゃないか。ということで、ディスプレイアダプターのドライバーをアップデートをして、GPU レンダリングを有効に、MSN を開いてみると・・・おお、大丈夫です、固まりません。

Internet Explorer 10にしたら不安定になった場合は、以下の手順で調べてみるとよいようです。

○GPU レンダリングを無効にして動作確認
      ・無効にして安定する場合
          ディスプレイアダプターのドライバーをアップデート
          GPU レンダリングを有効にして動作確認
      ・無効にしても安定しない場合
          アドオンを削除する


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